場所
開催日
ふたご座流星群は、毎年12月13日、14日を中心に多く出現する流星群です。
2019年のふたご座流星群は、12月15日の4時頃に極大を迎えると予想されています。
輻射点(流星が放射してくるように見える天球上の一点)は、ふたご座のカストルの近くにあります。ふたご座は、18時すぎに東の空からのぼってくるので、早い時間から流星が見られ、ほぼ一晩中流星観察ができる流星群です。ところが、今年は輻射点のあるふたご座に、満月過ぎの明るい月があり、観測条件は良くありません。
建物の陰に入ったり、月に背を向けたりして、明かりが直接目に入らないように工夫して観察して下さい。暗さに目を慣らしてから流星観察をすると、暗い流星も見やすくなります。また、輻射点のあるふたご座の方向ばかりを見るのではなく、空全体を眺めるようにしましょう。
流星は動きが速いので、望遠鏡や双眼鏡で追うことはできません。空が暗い所で、寝転がって空を眺めるのが一番です。
昼間の明るいうちに、空の開けた安全な場所を探しておくと良いでしょう。
冬の屋外での観測は大変冷えます。防寒対策をしっかりとして出かけましょう。