企画展「西村製作所と中村要~反射望遠鏡にかけた夢~」

イベント情報・投影情報について

イベント等の自粛要請を受けて、通常と異なるイベント・投影スケジュールでの運用を行う場合や、休館などの対応が取られている場合があります。最新情報は各館のウェブサイト等を必ずご確認ください。

詳細

  • 日程:2025年3月15日(土)~2025年6月20日(金)
  • 場所:神山天文台(京都産業大学キャンパス内)
  • 料金:無料・予約不要
  • 詳しくは神山天文台ホームページをご覧ください。

紹介

本学には、国内私立大学最大の「反射望遠鏡」である荒木望遠鏡が設置されています。そこで、「反射望遠鏡」の歴史を遡ってみると、アマチュア天文家たちの“夢”が垣間見えてきました。 20世紀初頭、アメリカやイギリスで鏡を使った望遠鏡(反射望遠鏡)が作られていく中、ガラス鏡の反射望遠鏡製造技術を日本に持ち帰った山崎 正光、その技術を日本に広めた中村 要、そして中村 要と協働し日本で初めて、ガラス鏡の反射望遠鏡を製作・販売することになる京都の理化学機器メーカー 西村製作所。 2025年3月から開催予定の企画展「西村製作所と中村要~反射望遠鏡にかけた夢~」では、2026年で100周年を迎える国産近代反射望遠鏡の歴史を取り上げ、どのようにして国産の近代的反射望遠鏡が作られたのか、人と人とのつながりや当時の技術者たちの天文学や望遠鏡に対する情熱が形になるまでの軌跡を紹介します。