場所
開催日
国立天文台企画サロン アストロノミー・パブ 10月 第132回
アルマは一日にしてならず
【講座趣旨】
アストロノミー・パブは、市民と専門家との間の相互コミュニケーションを目的とした、サイエンス・カフェの天文版です。ホストとゲストによる「トークタイム」、その後は講師や参加者同士と自由に対話を楽しむ立食形式の「パブタイム」です。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、講師や参加者同士で楽しく語り合いましょう。
【講座概要】
チリの高地に建設され、2011年の科学観測開始以来さまざまな天体の驚くべき姿を次々に明らかにしている、巨大電波望遠鏡アルマ。アルマは北米・日本・欧州の3つのプロジェクトがひとつに融合してできた国際プロジェクトで、日本で最初の構想が話し合われたのは実に34年も前のことでした。その頃から計画に関わり、建設期には8年をチリで過ごしたゲスト(長谷川 哲夫)が、アルマの最新の研究成果も交えながら、建設のさまざまなエピソードを語ります。
日程:平成29年10月21日 土曜日
時間:午後6時30分~8時30分
定員:25人(定員を超えた場合は抽選です)
参加費:3,000円(飲食代を含みます)
※飲食を伴う講座ですので、10月20日(金)以降のキャンセルは返金できません。
会場:三鷹ネットワーク大学(東京都三鷹市下連雀3-24-3三鷹駅前協同ビル3階)
申込方法:三鷹ネットワーク大学ホームページよりお申し込みください。
https://www.mitaka-univ.org/kouza/C1751100
※三鷹ネットワーク大学を初めてご利用の方は、まず受講者登録(無料)が必要です。
申込受付期間:平成29年9月5日(火)午前9時30分 より 平成29年10月3日(火)午後5時 まで
結果発送:平成29年10月5日(木)予定 ※申し込みされた全員の方に発送します。
【ゲスト】
長谷川 哲夫 さん(国立天文台 上席教授)
1955年、栃木県生まれ。東京大学大学院理学系研究科天文学専門課程(修士課程)修了。理学博士(東京大学)。専門分野は電波天文学。80年、東京大学東京天文台(国立天文台の前身)助手として、野辺山の45m電波望遠鏡の建設に参加。88年、東京大学天文学教育研究センター助教授となり、日本とチリに自作の小型電波望遠鏡を設置して天の川を研究。2000年より国立天文台教授としてアルマプロジェクトチームに参加。特に08年からはチリに赴任し、国際共同建設の副プロジェクトマネジャー、国立天文台チリ観測所初代所長を務めた。16年、日本に帰任。
【ホスト】
平松 正顕 さん(国立天文台チリ観測所 助教)
1980年、岡山県生まれ。博士(理学)。専門は電波天文学。東京大学大学院理学系研究科天文学専攻での大学院生時代を国立天文台三鷹で過ごし、2008年から台湾中央研究院天文及天文物理研究所で研究に従事。11年3月より、国立天文台アルマ推進室(現チリ観測所)助教・教育広報主任を務める。天文学普及プロジェクト「天プラ」の共同設立者として様々な天文グッズ開発やイベント企画にも参加。
【問い合わせ】
特定非営利活動法人 三鷹ネットワーク大学推進機構
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-24-3三鷹駅前協同ビル3階 JR三鷹駅南口徒歩2分
TEL:0422-40-0313
FAX:0422-40-0314
開館時間:火~土/09:30~21:30(入館は21:00まで) 日/09:30~17:00 月曜・祝日は休館です。