場所
開催日
12月20日(日)午後5時~6時
講 師 / 多賀治恵(元千葉市立郷土博物館学芸員)
岩下由美(国立天文台天文情報センター特別客員研究員)
■会 場 / 千葉市科学館7 階プラネタリウム
■参加方法/ 7 階券売機にてチケットを購入
主催:千葉市科学館 企画協力:ちばサイエンスの会
クリスマスの頃、日が沈んだ西の空に、星の十字架が見えます。
はくちょう座の北十字です。この十字架を「キリストの十字架」として描いた星図書
があります。
1627年にドイツで発行された星図書で、著者はユリウス・シラー、
一般に「シラーのキリスト教星図」と呼ばれています。
科学館入口付近の展示ケースに、この星図書とセラリウスのキリスト天球図、
バイヤー星図書も展示されています。
数百年前の貴重な天文資料を、この機会にぜひご覧ください。
また、キリストが誕生した時に、ベツレヘムの町の上空に明るい星が現れ、
この星に導かれ三人の博士がやってきた、とのお話があります。
この三博士も、「シラーのキリスト教星図」に描かれています。
この「ベツレヘムの星」はどんな星なのでしょうか。
明るい星といえば、明け方の東の空には、
明けの明星・金星が明るく輝いています。
金星探査機「あかつき」が、金星周回軌道の再突入に成功し話題になりました。
プラネタリムでクリスマスの夕暮れから夜明けまで、一晩じっくりと星空を満喫して
ください。