場所
開催日
10月4日(水)18時30分~(水は休館日ですがこの日は開館します。)
旧暦では7月を孟秋(孟は初めの意味)、8月は中秋、9月は季秋(季は最後の意味)としていました。そして、8月15日の月を「中秋の名月」と呼んで、お月見をします。
旧暦では、新月の日を毎月の1日としていましたので、15日はだいたい満月になります。しかし、新月の瞬間から満月の瞬間までは、平均すると14.76日かかります。ですから、新月になる瞬間が1日のどの時間であるかによって、満月になる日は変わります。また、月の公転軌道が楕円であるために、月は地球に近いときは速く、遠いときはゆっくり回るので、新月から満月になるまでの時間にはばらつきがあります。この二つの理由から「中秋の名月」は満月の前であったり、後であったりするのです。
今年の10月4日の「中秋の名月」も満月ではなく、二日後の10月6日が満月になります。
秋は、空の透明度が良くなり、月の光が一層冴える頃です。また、高くなく、低くなく、ほど良い高度になり、長時間眺めていても疲れません。ちょっぴり左側が欠けた月をお楽しみください