国立天文台の若手研究者による研究紹介

イベント情報・投影情報について

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 国立天文台やさまざまな研究機関、研究部署で活躍されている若手研究者に、ご自身の研究について、また研究の進め方や研究生活についてお話を伺います。

日付:2013年6月9日(日)
時間:午後2時より(およそ1時間半を予定)
場所:紀美野町みさと天文台月の館
備考:申込不要、参加無料
タイトルと講演者:

銀河までの距離を測ろう(山内千里、天文データセンター)
 星や銀河までの距離を測る事は、天文学研究の基本的な仕事ですが、実はかなり大変です。この講演では、どうやって銀河までの距離を測るのか、というテーマについて、ちょっと変わった実演で基本原理を学んだ後、クイズ形式でみなさんと一緒に銀河までの距離を測ってみたいと思います。天文学者の「大変な仕事」を体験してみましょう。

見えない天体、ブラックホールの見付け方(吉田鉄生、天文データセンター)
 ブラックホールとは”光でも逃げ出せない星”のことです。そんな星をどうやって見付けたらいいのでしょう?その答えのヒントはX線にあります。本講演では、天文学の世界でブラックホールがどのように扱われているかをお話しし、日本のX線天文衛星「すざく」を用いた最新の研究についても紹介します。

お問合せ:紀美野町みさと天文台(担当:小澤)