場所
開催日
国立天文台企画サロン アストロノミー・パブ3月 第137回
アルマ望遠鏡で見えてきた!惑星・衛星の環境に迫る
【講座趣旨】
アストロノミー・パブは、市民と専門家との間の相互コミュニケーションを目的とした、サイエンス・カフェの天文版です。ホストとゲストによる「トークタイム」、その後は講師や参加者同士と自由に対話を楽しむ立食形式の「パブタイム」です。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、講師や参加者同士で楽しく語り合いましょう。
【講座概要】
太陽系には大気を持つ惑星や衛星が多数あり、それぞれに地球とは全く異なる環境を持っています。
チリの高地に建設されたアルマ望遠鏡は、気温や成分、そしてその時間変化といった、他の天体の環境を詳しく調べる能力を持っています。地球に似た(?)大気を持つ土星衛星タイタンでは、地球のオゾンホールを逆にしたような「有機分子スポット」が見つかり、さらに季節変化している様子がとらえられ始めました。海王星や木星では、大規模な彗星衝突による大気成分の変化が見つかっています。
目に見えない電波を観測できるアルマ望遠鏡が明らかにしつつある最新の太陽系の姿を、一緒に探検してみましょう!
日程:平成30年3月17日 土曜日
時間:午後6時30分~8時30分
定員:25人(定員を超えた場合は抽選です)
参加費:3,000円(飲食代を含みます)
※飲食を伴う講座ですので、3月16日(金)以降のキャンセルは返金できません。
会場:三鷹ネットワーク大学(東京都三鷹市下連雀3-24-3三鷹駅前協同ビル3階)
申込方法:三鷹ネットワーク大学ホームページよりお申し込みください。
https://www.mitaka-univ.org/kouza/D1754700
※三鷹ネットワーク大学を初めてご利用の方は、まず受講者登録(無料)が必要です。
申込受付期間:平成30年2月20日(火)午前9時30分 より 平成30年3月4日(日)午後5時 まで
結果発送:平成30年3月7日(水)予定 ※申し込みされた全員の方に発送します。
【ゲスト】
飯野 孝浩さん(東京農工大学科学博物館 特任助教)
1980年、宮城県生まれ。名古屋大学理学研究科博士後期課程満期退学。博士(理学)。専門は電波天文学・惑星科学。太陽系内の惑星や衛星の多様な環境とその起源の解明を目指し、国内外の電波望遠鏡を用いた観測とシミュレーションを行っている。
エールビールとウイスキーが大好き。体脂肪率の増加に伴い、7年ぶりにフェンシングを再開した。
【ホスト】
羽村 太雅さん(国立天文台天文情報センター普及室 広報普及員)
1986年寅年生まれにちなみ「タイガ」と命名。2009年に慶應義塾大学理工学部卒業後、東京大学大学院へ進学。在学中の10年に、地域に密着して活動する科学コミュニケーション団体、柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)を立ち上げた。大学院生を中心に、高校生、大学生、近隣住民など多様なメンバーをまとめながら現在まで活動を行なっている。
14年度東京大学大学院新領域創成科学研究科長賞を受賞。専門は惑星科学。
【問い合わせ】
特定非営利活動法人 三鷹ネットワーク大学推進機構
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-24-3三鷹駅前協同ビル3階 JR三鷹駅南口徒歩2分
TEL:0422-40-0313
FAX:0422-40-0314
開館時間:火~土/09:30~21:30(入館は21:00まで) 日/09:30~17:00 月曜・祝日は休館です。