プラネ番組 終戦80年 水木しげるの戦争体験「水木サンのみた暗闇 ―ぬりかべに遭った夜―」

イベント情報・投影情報について

イベント等の自粛要請を受けて、通常と異なるイベント・投影スケジュールでの運用を行う場合や、休館などの対応が取られている場合があります。最新情報は各館のウェブサイト等を必ずご確認ください。

【日  時】 2025年7月26日(土)、8月6日(水)、7日(木)、8日(金)、9日(土)、11月16日(日)、22日(土)、24日(月)各日とも午後5時開場、午後5時20分開演(約60分間)
【会  場】 多摩六都科学館
【推奨年齢】 小学4年生以上
【定  員】 各回234人
【料  金】 2,200円
【観覧方法】 6月21日(土)午前10時から販売開始。
       チケットのご購入(teket)から
       https://teket.jp/13401/52217

■水木しげる氏の著作をもとに構成
漫画「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる水木しげる氏。 絵描きを目指していた水木氏は、太平洋戦争中の1943年(昭和18年)に21歳で徴 兵されました。 日本軍が占領していたニューブリテン島のラバウルに出征し、左腕を失うなどの 重傷を負いながらも終戦後に帰国した水木氏は、妖怪漫画だけでなく、自身の戦 争体験をもとにした作品も多く描き残しています。 戦争を記した絵や言葉の数々からは、戦争の悲惨さや理不尽さが伝わってきます。 一方で、過酷で凄惨を極める戦地においてもしなやかな感性を失うことなく、人 間らしく生きようとした若き日の水木青年の姿を読み取ることもできます。 本作では、水木しげる氏の作品から絵や言葉を抽出・再構成し、戦地への航海や 兵役の日々での、水木青年のすさまじい戦争体験を描きます。 制作にあたって、株式会社 水木プロダクションの協力のもと、水木氏の著作を もとにしたスペシャル企画が実現しました。

■プラネタリウムの暗闇と6chサラウンド音響で追体験する戦地
星空を再現するために存在する、わずかな光も入らない暗闇の空間、プラネタリ ウムドーム。 今回はこの空間を駆使し、水木しげる氏が見た戦地での星空と暗闇を再現します。 東日本最大級である直径27.5mのドームスクリーン、1億4000万個の星を映し出す 光学式プラネタリウム投映機、プラネタリウムのシミュレーション機能を用いた 1944年当時の南半球ニューブリテン島の星空、高精細プロジェクタによる水木氏 のイラスト・手記の映写、ドーム各所に設置されたスピーカーを最大限に活用し た6chサラウンド音響、そして完全な暗闇により、他にはない特殊な没入感を創 り出します。 プラネタリウムの機能とドーム空間を駆使した演出で、水木氏が見た戦争の現実 と暗闇を追体験してください。